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 Taky01 2008年8月21日 (木) 17:37 (JST)

オールドワールド稀代の名君とうたわれる、当代帝国皇帝カール・フランツ。彼は科学と芸術のよき理解者であり、軍制の改革者であり、武勇に富む一人の将でもある。帝立技術者大学校の目覚ましい発展や、帝立魔法大学校の興隆、向かうところ敵なしの帝国軍などなど、彼の善政により、エンパイアはこれまでにない繁栄を謳歌(おうか)しているのだ。軍を動かすとき、カール・フランツ自身も可能な限り戦場におもむく。その手に握られる鎚はガールマラッツ。二千年以上もの昔、“鉄鬚”クルガン王からシグマーに贈られたという伝説の神器である。皇帝として戴冠してから今日まで、カール・フランツ帝は輝かしい戦勝と征服の記録を重ね続けてきた。かのノルドゥインの戦いで、帝国近衛騎士団レイクスガード・ナイトを率いて勇ましく突撃し、ブレトニア騎士の軍勢を壊滅させたのも彼である。血塗れ野の戦いでは、皇帝みずからの演説で帝国軍人らを鼓舞し、血に飢えたオークの大群を受け止める不壊の陣を組ませたことでも名高い。さらに、エンパイアが“野蛮なる”モルカル=ハイ率いる渾沌ケイオスの大軍勢と一大決戦をくり広げたとき、グレイトソードの一団を率いて、北方の略奪者どもの敵陣深くに斬り込み、総大将の頭をガールマラッツで叩き割ったのもまた、誰あろうカール・フランツ帝その人であった。

彼がまたがる雄々しきグリフォン、デスクロウについても語らねばなるまい。「死のカギ爪」を意味するデスクロウは、カール・フランツ自身の手によってヒナから育て上げられた、忠実なる愛騎である。この騎獣と主人との間には、長い冒険と戦闘の日々の中でつちかわれた、強 力な絆が存在するのだ。かの鮮血砦の戦いにおいて、デスクロウは負傷した皇帝のそばにすっくと立ち、彼をしとめようとする敵を威嚇し続けた。帝国近衛騎士団レイクスガード・ナイトが敵軍のただ中を斬り進みながら、ようやく主君の救援にたどりついた時、デスクロウの足元には、愚か者たちの死体が山と築かれていたという。カール・フランツ帝の負った傷は非常に深く、回復には数ヶ月を要したが、彼がふたたび戦場で戦えるようになったのも、ひとえにデスクロウのひたむきな忠心あればこそである。

  • ガールマラッツ

ドワーフの言葉で“どくろ砕き”を意味する、強大きわまりない武器。2500年以上前、エンパイアが建国された当時に初代皇帝シグマーが振るったという、伝説の鎚でもある。

  • 銀の封印ザ・シルバー・シール

かの渾沌 -ケイオス大戦後、魔法戦士フレデリック・フォン・タルナスが、“敬虔なる”マグナス公のために造ったとされる秘宝。 皇帝に害をもたらす攻撃をそらし、また皇帝に対してかけられた魔法を打ち消す力が秘められているという。


天主シグマーの代理戦士として編集

帝国暦2521年、もっとも恐れていた事態が、カール・フランツの御代においてついに鎌首をもたげることとなった。渾沌 -ケイオスの再来である。

2521年の秋も終わりにさしかかった頃、生者たちの記憶にある中で最悪の凶作が、エンパイアの各地を襲った。不吉な先触れが広まりゆく中、邪悪なる時代の訪れを案じた帝国臣民は救いを求めて神々への祈りを叫び、迷信からくる恐怖が野火のごとく帝国全土に蔓延した。そして、かの双尾の彗星が空に現れたことが知れると、終末論者や煽動家たちは、「終焉近し」と口々にわめきはじめた。さらには、“ 終焉”の主を名乗るケイオスの首領アーケィオンのもと、渾沌大戦以来の大軍が北の荒れ野に集いつつあることがわかったのである。

カール・フランツ帝は、刻一刻と迫りくる滅びの足音から帝国と臣民を守るべく、すみやかな策を講じなければならぬことを悟っていた。彼はこの時すでに「“敬虔なる”マグナス公の御代のように、再び人間のかたわらに立って戦ってはくれまいか。その助力を請うべく、ここに一筆したため申す」から始まる書状を密使にたずさえさせ、ウルサーンをしろしめす不死鳥の王フェニックス・キングのもとへ送り出していた。また、古くからの盟友、ドワーフ帝国の至高王ハイ・キングのもとへも、同様の密使が派遣されていたのだ。かくしてカール・フランツが外交交渉を進めている間、シグマー教総主教“謹厳(きんげん)なる”ヴォルクマールは、一足先に行動を起こしていた。だが、ヴォルクマールの軍は、トロール郷の凍りついた荒野でケイオスの軍勢とぶつかり合い、玉砕をとげる。しかもこの戦いでは、信仰心に燃えるヴォルクマール師が、恐るべき悪魔べ=ラコォールの手に落ちてしまったのだ。「総主教どの討ち死に」の報せが届くや、帝国臣民はこぞってシグマー教の神殿や聖堂にかけんだ。民は南へ進軍を続けるアーケィオンの邪悪な大軍勢のことを考えては、天主への悲痛な祈りをくり返すばかりとなってしまったのである。

かくして、アーケィオンの侵略軍は帝国の喉元まで差し迫る。だがここでカール・フランツは、起死回生の手を打った。オールドワールドの統率者たちすべてをアルトドルフへ招き、“光の会議”を開いたのだ。ここで、人間の諸国家の指導者たちだけではなく、ドワーフ、そしてエルフの王族までもが、まさしく一堂に会した。そしてついに彼らは大同団結し、渾沌の大軍勢という共通の敵に対して立ち上がったのである。

しかし、この時すでにキスレヴの地はアーケィオンの手に落ち、続いてオストマルクやオストランドといった北部の撰帝侯領でも、ケイオス の大軍勢による蹂躙が始まっていた。帝国全土を失意が包む。そんな中、一人の男が立ち上がった。反骨の戦闘司祭、ルーサー・フスである。彼はヴァルテンと名乗る若い男を伴ともなってカール・フランツの御前に姿を現し、「この若者こそが天主シグマーの生まれ変わりに他ならない」と熱弁を振るったのである。フスは敗残兵を再集結させた大規模な軍を引き連れていたため、皇帝としても彼の主張をむげに否定することはできなかった。かくして、皇帝はヴァルテンにガールマラッツだけでなく、天主シグマーの代理戦士たる栄誉をも授けた。しかし、思慮深きカール・フランツは、エンパイアの主権や皇軍の指揮権まではヴァルテンに託さず、自らの手にこれを留めている。

すべての手段を講じ終えた皇帝は、全撰帝侯に州軍を結集させるようクルト・ヘルボルグに命じた後、ルートヴィヒ・シュワルツへルムを呼びやって告げた……「帝旗を高々と掲げよ!」と。

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